ゲイなメモリーズ〜体験談・妄想小説

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結婚相手

巨根・拳士郎(1) 2009.08.10 Mon

新シリーズです。

某ゲイ雑誌の読者投稿写真ページにも登場された「拳士郎」さんとはネット上での知り合いです。

自らの体験を彼が参加しているSNSで披露していたので、この「ゲイなメモリーズ」でも紹介させてもらえないかとお願いしたところ、どうぞ、とご返事をいただきました。

彼の投稿をそのまま転載するのではなく、それをモチーフにした「妄想小説」ということでいくつか紹介していきたいと思います。






いよいよ今日だ。

帰省先から神戸までの高速バスは渋滞にもあわず定刻に着いた。

kobeimage和幸がネット上でその存在を知った巨根の淫乱野郎、拳士郎と会う日がやってきた。

三宮からタクシーで指定されたホテルへもすぐ着いてしまったので、和幸は約束の時間までロビー横のコーヒーショップで時間をつぶすことにした。

ポットのダージリンティーを頼み、携帯からGay専のサイトにアクセスする。



自分の日記にはコメントは付いていないようだ。これから会う拳士郎のページも念のため覗いてみると、やはりたくさんのコメントが付いている。

最新のコメントは「今日も拳士郎さんはマイフレさんと濃厚なSEXをするんですよね、いいなあ、俺も早く抱かれたい」それを読むと和幸は思わず携帯を閉じた。



和幸ははじめてそのSNS、Gay専で一ヶ月ちょっと前に拳士郎のページにアクセスした日のことを思い出した。

spermaありえないような膨らみをこれでもかと見せつけている画像や、無修正のまま巨大な亀頭や太く反り返った竿を誇示している写真、大量の精液を胸まで飛ばしたオナニー後の写真の他に、拳士郎が最近ヤッた相手とのハメ撮り交尾写真もあった。



ベッドで相手と全裸で抱き合う写真、たがいのマラをこすり合わせている写真。

これから拳士郎と過ごす時間もきっと日記にアップされることだろう。

それを思うと期待よりも、なんだかいたたまれない気持ちになって来る。



でも、その抱かれている写真を見たことで、和幸の気持ちに火がついたのはたしかだった。

さっきコメントをつけていたヤツのように、拳士郎の写真の相手に自分がなりたいと思ったのはまちがいないのだから。



和幸のタイプはずっと20代のスリム体型。せめてよがらせるのが好きだった。

最近は30前半でスリムと筋肉質のあいだくらいもいいな、と思うようになってきている。

自分と年齢の近いむっちりとかがっちり体型なんていつもはじめからスルーしていた。

ましてや、そんな男に「犯られたい」と思うようになるなんて・・・・



それほど、拳士郎がアップしていた日記の数々は刺激的だった。





ホテルのロビーを行き交う人はさっきよりも増えてきた。

アーリーチェックインをする人も多いようだ。

この人が拳士郎だろうか、それともあっちの・・いやあまり考えないようにしよう。

エレベータへ向かう客の中にこちらに視線を向ける男がいたような気がした、いや気のせいだろう。まだ約束の時間には早い。



そんなことを考えていたのも束の間、和幸の携帯が鳴った。

「和幸さんですか?拳士郎です。チェックイン済ませました。いまどちらに?」

「ホテルのロビー横のカフェ・マリンブルーにいます。何号室ですか?」



「じゃ、すぐ降りて行きますね」



部屋に呼ばれると思っていただけに意外だった。

ほどなく、入口近くの自分の席に近づいて来る男がいる。さっきエレベータに向かう前にちらっと視線を投げた男だ。



「どうも、はじめまして。和幸さんですよね」



まるで新規契約を取りにきた営業マンのような物腰で、拳士郎が軽く礼をする。

半袖の白いシャツの袖から見える上腕二頭筋のもりあがりでたしかに拳士郎とわかった。



神戸に出張の予定が入ったので、空き時間にだれか会える人はいないか、そう呼びかけていた拳士郎にメッセージを送ったのだが、まさかその相手に自分が選ばれるなんて夢にも思わなかった。



「顔の画像を時々載せてたから、すぐわかりましたよ。実物のほうが写真より男前なんですね」



さらさらっと拳士郎にそう言われると余計にシドロモドロになる。



「いきなり部屋に呼ばれるんだと思ってました」



「そのほうがよかったかな?でも乱れる前の和幸さんをちゃんと見ておきたかったから」

そう言って笑う拳士郎。



話せば話すほど、サイトから想像していた拳士郎のイメージとは違う。

この人があんな淫乱なSEXを毎日日記に書いている人なのだろうか。

ごくふつうのあんちゃんというか、家に帰れば幼稚園の子供をかわいがるパパ、そんなイメージ。



体つきは想像していたよりはいくぶん小さく見える。

しばらく話して緊張もほぐれてきた。



このまま食事でもすることになるのか?という雰囲気になった時、唐突に拳士郎がつぶやいた。



「じゃ、準備はいいですか」



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